今回のテーマは、ゲームバラエティ番組「勇者ああああ」です!
アルコ&ピースの2人がMCを務めるこの番組は、2017年の4月に放送が始まりました。放送は木曜の深夜なのですが、なんと今年の10月から土曜日の22時30分、つまりプライムタイムへの枠移動となりました!
なので、実は今日が木曜深夜最後の放送になります。初回から楽しみに見ていた番組なのでプライムタイムへの移動は感慨深いですね…。
本日深夜1時30分からは #勇者ああああ 。深夜枠の最終回は「ファイナルファンタジー14」だけで30分。ネタやらトークやらで未プレイの方にも魅力をたっぷりお伝えします。久しぶりに登場するゲストもいますんで番組初期からのファンの皆さまも必見。来週からは土曜日の夜10時30分にお会いしましょう! pic.twitter.com/ii2qlzecCh
— 勇者ああああ (@hero_AAAA_TX) 2020年9月24日
プライムタイムでの放送という事で、多くの方に勇者ああああの面白さを知ってもらえるのは嬉しいです。この番組に限っては、放送時間が上がったことでつまらなくなった…なんてことはないでしょうし!
ということで、勇者ああああの面白さについて語りたいと思います!
ここが面白い!勇者ああああ
ゲームが絡めばなんでもあり
番組で放送される企画は、ゲームが絡めば基本的にはなんでもありなので、
・ゲーム対決で負けたら罰ゲーム
・ゲーム好き芸能人がおすすめのゲームを語る
・クイズゲームでクイズ王に挑戦
といった分かりやすいものから、
・リズムネタ芸人が、ネタとダンスゲームの総合得点で競う
・モノマネ芸人が、ものまねをしながらゲーム実況をする
・ゲームセンターでメダルゲーム対決をしているVTRを見る(30分まるまる)
・美少女ゲームの未来について討論
というものまで、実に多種多様です。よくそんな企画思いつくよなー、と笑ってしまうことがよくあります。どの企画もゲームを知らなくても楽しめるので、普段ゲームをプレイされない方にも見てほしいです!
スポンサーに忖度なし
この番組はスクウェア・エニックスの1社提供です。ですが番組の性質上、2人以上で対人プレイができるゲームや、アクションゲームが必要となるので、スクウェア・エニックスのゲームがプレイされることはほとんどありません。任天堂かカプコンかコナミがほとんどです。
まあ、スクエニのゲームはRPG中心だから仕方ないですよね…。スクエニのゲームが取り上げられるのは、おすすめのゲームを語る、というような企画の時が中心です。
ただ、今日の企画はファイナルファンタジー14の魅力について語るというものなので、木曜放送の最後にスポンサーのためにこの企画をもってきた、という事なのでしょうか。
だとしても、これは忖度でもなんでもなく、スクエニへの恩返しですよね。これくらいしないとスクエニがかわいそうだよ…と視聴者の私でも思ってしまいます。この番組が3年半も続いてきたのも、スクエニおかげですしね!
ゲストで登場する芸人のキャラが濃い
よくゲストとして登場する芸人に、ペンギンズのノブオさん、東京ダイナマイトのハチミツ二郎さん、ハリウッドザコシショウさん、マヂカルラブリーの野田クリスタルさんがいます。うーん、濃いですね!
ノブオさんは、ネタではヤンキー口調でしゃべるヤクザの舎弟キャラですが、この番組ではそれを封印し、真面目にゲームについて語っています。どの企画でも的確にコメントをして場をまとめてくれる、番組には不可欠な存在です。
二郎さんは、「この番組はP1層(パチンコ屋に行くような人たち)が見ている」という名言を残しました。もちろんP1層は二郎さんの造語ですが、この言葉の持つ強烈なインパクトから、番組内で度々使用される用語になりました。
ザコシさんは、ゲーム番組なので一応はゲームに関係のある「誇張しすぎたモノマネ」を毎回披露してくれます。意外なほど豊富なゲーム知識を持っており、「クイズ クロスフェード」というゲームソフトの発売時期をあてる企画では、その知識を存分に発揮しています。真面目に考えてるザコシさんの姿はおもしろいです。
野田さんは、「野田ゲー」と呼ばれる自作のゲームを番組で紹介してくれます。野田さんは今年のR-1ぐらんぷりで、野田ゲーを使ったネタで優勝しており、これには本当に驚きました。また、前年のよかったゲームをプレゼンする「GAME OF THE YEAR」企画では、野田さんがオチで美少女ゲームを紹介するという流れが定番になりました。
懐かしいゲームが出てくる
これはちょっと世代が限られてくると思いますが、やっぱり自分が子どもの頃にやっていたゲームが出てくると嬉しいんですよね!
私の場合だと、「星のカービィ スーパーデラックス」の刹那の見斬りというミニゲームで、5人連続勝ち抜かないと電流、という企画が非常に面白かったです。
難易度が一番高いと難しいんだよなー、と当時の記憶がよみがえり、非常に懐かしかったです。
また、「モンスターファーム」で対戦する「青春の1曲バトル」という企画は、ゲストが青春時代のエピソードとその時聴いていた曲を発表し、その曲のCDから呼び出されたモンスターで対戦する、というものでした。
最近、移植版のモンスターファーム2が出て盛り上がっていますが、当時はCDからモンスターが生まれるなんて本当に画期的だったんですよ!
懐かしくて楽しく、そしてバカバカしい企画が盛りだくさんで、本当に面白いです。
ハリウッド軍団VS二郎会
これは3年半見た中で、私が一番面白かった企画です!ザコシさん率いるハリウッド軍団と、二郎さん率いる二郎会が戦う、P1軍団の頂上決戦とでも言うべき内容でした。
冒頭でさっそくザコシさんのギャグが飛び出し、この時点で大爆笑でした。そして、二郎会のですよ。さんとザコシさんがエール交換することになり、互いにですよ。さんのギャグ「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」を誇張しながらやり続けるという地獄の様な状況になっていました。
冒頭のインパクトが強すぎて、正直ゲーム対決の結果はあまり覚えていません。内容については、こちらのサイトにありますよ!
ですよ。さんはこの後も二郎さんと一緒に出演する回があり、そちらも面白かったです。「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」の一本槍でここまで笑わせられるですよ。さんはすごいですね!周りの芸人さんのイジりも最高でした。
以上、勇者ああああについてでした!
まだまだ三四郎の相田さんの渋いナレーションや、クイズ王の伊沢さんにはんだ付けをやらせる「工業高校生クイズ」など、紹介したいものはありましたが、今回はこのあたりで!
時間帯が変わっても、変わらず面白い番組を続けてほしいですね!