青春アニソンブログ

アラサーのおじさんが青春時代のアニソンを懐かしむブログです。

「スパイラル ~推理の絆~」生誕20周年記念カフェ(名古屋)に行ってきました!

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ということで、今回は先日訪れた「スパイラル ~推理の絆~」生誕20周年記念カフェについてです。そもそもスパイラルとは?という方の為に、簡単にストーリーを解説しますね!

 『スパイラル ~推理の絆~』は、1999年から2005年まで月刊少年ガンガンで連載されていたマンガで、全15巻になります。『鋼の錬金術師』とともに、2000年代のガンガンを代表する名作マンガですね!

物語の初期は、主人公の鳴海歩が巻き込まれた事件を推理で解決していく、という王道ミステリーの流れなのですが、途中からは一定のルールが定められたゲーム(や殺し合い)で勝負をし、相手の心理を読みいかに勝つか?という流れに物語はシフトしていきます。

この事について原作者の城平京先生は、マンガのあとがきで以下の様におっしゃっています。

『スパイラル』はミステリ・マンガと名乗っておるのですが、ずいぶん世間一般のミステリ・マンガとは違った様子になってきております。(中略)なんというか「対決マンガ」と言うのが合っているかもしれません。(中略)ただ、私は対決を通して「推理」という行為を書こうとしております。手にあるデータから相手の行動を推理し、罠を張り、罠をかいくぐる。この一連の思考と行動をたどるのは「ミステリのたのしみ」のひとつではないでしょうか。

出典:スパイラル ~推理の絆~ 3巻 あとがき

15巻の内の3巻の時点でのコメントなので、「ミステリ」から「対決マンガ」への移行はずいぶん早い時期だったと言えます。そしてこの「対決マンガ」という要素が、スパイラルの物語の最大の魅力です!

物語終盤では、歩が自身の存在の真実を知り、「神」とも称される兄の清隆との直接対決が描かれます。このラストが切ないんですよね…。

作画は水野英多先生が担当されています。水野さんの描くキャラクターが魅力的で、水野さんの画でなければスパイラルの魅力は半減していたと断言できます。画集も全部持ってます!

また、スパイラル本編につながるサイドストーリー「スパイラル・アライヴ」も全5巻であります。こちらも原作城平先生、作画水野先生です。

ちなみに2002年から2003年にかけてテレビアニメが放送されました。オープニングテーマ「希望峰」について書いているこちらの記事も読んでみてください!

 

と前置きが長くなりましたが、そろそろカフェのお話に!

コラボカフェの存在を知ったのは9月中頃で、よし行こう!と思ったのですが、東京はすでに終わっていたので、名古屋に行くことにしました。本当に情報収集って大事だと思います。アニメの特番とかも、こまめにチェックしないといつの間にかOAが終わってたりしますよね。昨年の9月に開催されていた20周年記念の原画展も、全く知りませんでした。行きたかった…。

ということで名古屋へ。

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入り口。物語を彩ったキャラクター達が出迎えてくれます!

いやー、この入り口でテンション上がりますよね。

席に案内され、各席に置かれた端末で食事メニューとグッズを注文します。店内はマンガの名シーンやカラーのイラストが多数展示されていましたが、お手洗いと会計以外は立ち歩かないようにとのアナウンスがあったため、じっくりと見ることが出来ませんでした。席が入口寄りの展示が見づらい席だったため、余計に残念…。この状況なのでしょうがないですよね。

中央のディスプレイではアニメが流れており、歩役の鈴村さんの声が。エンディングの「カクテル」も名曲ですよね。本編と微妙に合ってそうで合ってない、大人っぽい歌詞が魅力的です!

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カノンのGun With Wingパフェと、どのキャラクターかお楽しみのランダムラテ(アイズかい!)

料理が到着です。デザートはどれも美味しそうだったので迷いましたが、今回はパフェで。満足いくボリュームで、おいしかったです。ランダムラテは、アイズだったのでためらいなく飲むことが出来ました。理緒や亮子なら飲むのが惜しいですね!

グッズは記念本とクリアファイル、そしてマグカップを買いました。個人的にグッズで一番実用的なのは食器だと思っていて、普段使いできるのがいいですよね。空の境界のマグカップなんて10年以上使ってます。この間、西尾維新大辞展で買った小皿を割ってしまった時は、本当に辛かったです…。

 

コラボカフェは、2年前に行った「PandoraHearts」と「ヴァニタスの手記」のコラボレーションカフェ以来だったのですが、楽しかったですね。あの時はお客さんが私以外全員女性で驚いたのですが、今回は男性もちらほらいました。東京でリバイバル開催、待ってます!