113曲目は、坂本真綾「ループ」です。
2005年発売、テレビアニメ『ツバサ・クロニクル』エンディングテーマになります。
真綾さんの曲の紹介は、2曲目の「tune the rainbow」以来になります。この曲も色々と思い出深いんですよね~!
「tune the rainbow」の次のシングル曲が「ループ」になるのですが、この間に大きな変化がありました。それは、菅野よう子さんの楽曲プロデュースではなくなった、ということです。これはとても大きな変化だった思うのですが、当時の私はまだ菅野よう子さんの事を意識して聴いておらず、久しぶりの真綾さんの曲、やっぱりいいなー程度にしか思っていなかったんですよね。
ループの作詞はh'sさん、作編曲がh-wonderさんと、当時はこの方々が個人かグループかも分かっていませんでした。h-wonderさんは和田弘樹さんが楽曲プロデュース時に使用する名前で、エイベックス系の歌手の編曲でよく名前を見ていた印象があります。最近だとアニソンでは、『マクロスΔ』の「GIRAFFE BLUES」の作編曲を担当されています。うーん、名曲!そしてh'sは、なんとポルノグラフィティの新藤晴一さんなのです!
ループは、明るさの中にも少し切なさを感じさせるメロディーが、まさにエンディングだ!と思う曲でした。歌詞も大変素敵なのですが、この歌詞を書いたのが晴一さんというのが衝撃ですよね。晴一さんはポルノグラフィティの多くの曲で作詞をされていますが、ポルノグラフィティの時よりファンタジーに寄った歌詞だと思います。
『ツバサ・クロニクル』はNHKでの放送だったので、田舎の自分でも見られて嬉しかったんですよね。ツバサは、私が初めてリアルタイムで見た梶浦さんが劇伴を担当している作品でした。正直、ツバサの頃の梶浦さんの印象はSee-Sawの人で、劇伴の印象はあまりありませんでした。よく禍々しい曲が流れてるなー、とは思っていましたが。あれから15年、まさかこんなに梶浦さんの曲にはまるとは、思ってもいませんでしたね!