青春アニソンブログ

アラサーのおじさんが青春時代のアニソンを懐かしむブログです。

『澤野弘之 LIVE【emU】2022 Program:B』に参加してきました!

昨年に引き続き、澤野さんのサントラライブ「emU」のProgram:Bに参加してきました!

18時前なのにもう暗く。秋ですね…

「emU」は2015年に発売された澤野さんのサントラベストアルバムであり、澤野さんが担当した作品の劇伴から、作品のメインテーマを中心に「これぞ澤野さん!」という曲を集めた、いいとこどりのアルバムです。澤野さんよく分からない…という方には、まずこのアルバムをおススメします!

そんなアルバムの名を冠したライブですが、澤野さんのボーカルプロジェクトである「SawanoHiroyuki[nZk]」と比べるとライブの回数が少ない、レアなライブとなっています。2017年、昨年とemUは見に行きましたが、今回も無事参加できてよかったです!

会場は梶浦さんのライブ以来3ヶ月ぶりの昭和女子大学人見記念講堂。最初のemUもこの会場でしたね!

フラワースタンドには菅野さんの名前が!今回のパンフレットには菅野さんとの対談が載っているので、いつも以上に楽しみです。

 

目立つ位置に菅野さん。隣には尾田先生!
「Tot Musica」重要なシーンで流れてましたね

そして開演。1曲目から「DRAGON RISES」でテンションが上がります!澤野さんと言えば医龍、そして医龍と言えばこの曲ですね!

3曲目には医龍と並んで澤野さんのドラマ代表作(と私が勝手に思っている)「魔王」の「LiVE/EViL」。この曲も大好きです!

ここまで聴いて思ったのが「このライブの主役って、もしかして澤野さんじゃなくて室屋さんなんじゃない?」という事。

ステージは最前列にホルンの乙比古さん、ヴァイオリンの室屋さん、チェロの水野さん、そしてシンセサイザーのKOHTAさんがいましたが、一際目立ってるのはやっぱり室屋さん。この後も最後まで室屋さんの弦を堪能しました!

「KABANERIOFTHEIRONFORTRESS」は、ライブで初めてお目にかかる鈴木瑛美子さんがボーカル。エリアンナさんに勝るとも劣らないパワフルな歌声にびっくり。余談ですが鈴木さんの出てくるタイミングがギリギリで、まさかのボーカル無し!?なんて一瞬思ってしまいました。そんな訳ないですよね!

また、最初の1分位はプログラミングされた曲が流れていて、そこからいっせーのーでで演奏が始まったのですが、ステージ上で一斉に楽器を演奏し始める瞬間がカッコよくて…!何を言ってるか伝わらないかもしれませんが、とにかくカッコよかったんです!

この曲が好きすぎて長くなってしまいましたが、過去にもこんなブログを書いているのでお時間があればぜひ!


幕間前にはギター、ベース、ドラムだけで「81DIVER」を演奏。この曲もカッコよすぎる…!弦のないバンドサウンドもいいですね!

幕間後は、いよいよメインプログラム。まずはユニコーンからで、1曲目はやっぱり「UNICORN GUNDAM」。ユニコーンと言えばこのメロディー!バラエティ番組でもよく使われていますね!壮大すぎる!

ラストの「ON YOUR MARK」から「GUNDAM」の流れは反則です…。この2曲はユニコーンのサントラの中でも好きな曲なので、聴けて良かった!「GUNDAM」というタイトルに名前負けしない名曲です!

そしてハサウェイパートに。正直、ハサウェイの曲は澤野さん成分控えめだなー、なんて映画を見た時は思っていたのですが、ライブで聴くと全くそんな事はない!私たちが求めている濃密な澤野さんサウンドでした。

「TRACER」ないのかなー、と思っていたらアンコールの1曲目でした。そしてここでようやく、最初で最後の澤野さんMC。emUは澤野さんのゆるいMCがほとんど聴けいないのがデメリット(人によってはメリット?)なのです。

アンコールラストは「ətˈæk 0N tάɪtn <WMId>」でボーカルは鈴木さん。プログラムBだから聴けないと思っていましたが、聴けて嬉しいです!医龍で始まって進撃の巨人で終わる、最高のライブでした。

 

帰ってから楽しみにしていたパンフレットを読みましたが、菅野さんのなんで、どうして、という問いかけに(おそらく緊張しながら)答えている澤野さんが面白いです!軽快な文章から、菅野さんの楽しげな声が聴こえてくるようでした。

私は菅野さんも大好きなので、菅野さんの劇伴制作の仕方や、アニメのMA(映像にセリフや音楽等を加え音響の最終調整をするプロセス)に立ち会う、という話しはとても興味深かったです!

次のemUは何年後になるのか…。毎年とは言いませんが、せめて2年に1回はやって欲しいですね!