青春アニソンブログ

アラフォーのおじさんが青春時代のアニソンを懐かしむブログです。

今年は年明けに開催決定! 私の「令和6年アニソン大賞」を紹介させてください!

今年は年明け、しかも昼開催の「令和6年アニソン大賞」!なかなか日程が発表されないので今年はないかも…と思っていましたが無事開催されるようでよかった!

アニソン大賞は簡単に言うと、その年のアニソンについて総括し、大賞を決めちゃおうぜ!という企画です。

選考員は昨年と変わらず、冨田さん、吉田アナ、齋藤P、DJ和さん、前Qさんです。アニメイトの松原さんの復活はいつでしょうか!

それでは各部門とその選考基準を、公式サイトからの引用でご紹介します。

 

・令和6年アニソン大賞
全部門のノミネート楽曲の中から、この1年間を象徴する楽曲。

 

・作品賞
この年代での社会的に最も世の中を賑わせ注目された『人』、『楽曲』、『作品』、『現象』になった楽曲。

 

・作詞賞
特に作詩の分野で独創的で、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・作曲賞
特に作曲の分野で独創的で、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・編曲賞
特に編曲の分野で独創的で、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・歌唱賞
対象年度内においてアーティストの優れた歌唱・表現力により、作品がより大衆に届けられた楽曲。

 

・声優ソング賞
声優アーティストの楽曲の分野で大衆に支持され、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・キャラクターソング賞
アニメキャラクターソングの楽曲の分野で大衆に支持され、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・アーティストソング賞
J-POPアーティストの楽曲楽曲の分野で大衆に支持され、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。ソロアーティスト、バンドなど。

 

・企画賞
斬新な企画意図をもって製作され、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・新人賞
対象年度内においてアーティストデビュー(個人名義として)し大衆に支持され、これからも大いに活躍をされるアーティストに贈る。※作品単発のキャラクターソングや企画などは除外。

 

・アニカラ賞
アニカラのユーザーやDAMアニメ部が、令和6年“この曲はカラオケで歌うと盛り上がった”という基準により、今年最もアニカラを盛り上げた楽曲を讃える賞

 

・ユーザー投票賞
ユーザー投票により選考。投票楽曲の中から一番数が多かった楽曲に決定。

令和6年アニソン大賞公式ホームページより引用

 

今年はこの部門に大きな変化が!それは「歌唱賞」「アニカラ賞」の新設です。この意図はアニソン大賞本編で大いに語っていただけると思うので楽しみです!あと単純に部門が増えるとノミネート楽曲が増えるので嬉しいですね。

それでは、私の令和6年アニソン大賞各部門の楽曲をご紹介します!

 

作品賞:SPYAIR「オレンジ」(『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』主題歌)

映画本当によかった!そして主題歌の「オレンジ」も最高の曲でした。オレンジの歌詞には歴代のSPYAIRが担当した主題歌の歌詞とリンクする箇所が多々あり、物語としてはまだ続きますがライバルとの勝負には決着がつくという内容だったので、これまでの主人公たちのがんばりや成長を思い出してもう涙腺が…。

また、SPYAIRのボーカルがIKEさんからYOSUKEさんに代わっての初めてのハイキューの主題歌だったので、またハイキューでSPYAIRの曲が聴ける!という喜びも大きかったです。今年の「FLOW THE FESTIVAL 2024」でのパフォーマンスも最高でした!

歌詞もメロディーもいいけど作品として総合的によかったので作品賞に!

 

作詞賞:See-Saw「去り際のロマンティクス」(『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』エンディングテーマ)

作詞は石川智晶さん。一体いつになるんだろうと思い続けていた映画の公開が正式に決定し、主題歌が西川さんに決まり、後はエンディングにSee-Sawがくれば…と願っていましたが、本当にそうなって嬉しかったです!

See-SawのSEED曲は全て石川さんが作詞しているのですが、このSee-Saw19年ぶりの曲では石川ワールドにさらに磨きがかかっていました。まず「去り際のロマンティクス」ってなんやねんとツッコみたくなる方多数だったと思います。

歌詞から何やら不穏な空気を感じつつ、結末を予想して映画を見に行くという体験は本当に楽しいですよね!曲が流れるタイミングもSEEDっぽいなーと思いました。

 

作曲賞:Official髭男dism「Same Blue」(『アオのハコ』オープニングテーマ)

作曲は藤原聡さん。ヒゲダンのアニメタイアップ曲に間違いなし、がまた更新された一曲だと思います(もちろんアニソン以外も最高ですが!)。

音楽素人の私でも分かる変拍子、だけど違和感が全くない!疾走感とドラマチックさが共存しているキャッチーなメロディーとアレンジで、曲の世界に一気に引きこまれていきました。

「Cry Baby」の時は転調で東リベのストーリーを表現している、なんて話がありましたが、Same Blueもアオのハコのストーリー、思春期の揺れ動く心を作曲で表しているのだとすれば、藤原さん天才すぎますね!

 

編曲賞:西川貴教 with t.komuro「FREEDOM」(『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』主題歌)

編曲は小室哲哉さん!正直、最初に主題歌が西川貴教 with t.komuroと知った時、T.M.Revolutionじゃないんだ…と思いましたが曲を聴いて納得、映画の主題歌はこの曲以外ありえない!特に映画館で聴くのは最高でした。

途中入っている小室さんのコーラスも、これぞ小室サウンド!と思わせてくれて大好きです。小室さんのあの声、90年代の小室プロデュースの曲をよく聴いていた身からすると、たまらないですね。

あとこの小室さんのインタビューが面白いのでお時間ある方は是非!曲だけでなく歌詞にも言及していて、小室さんの映画に対する思いが激アツで嬉しかったです!

歌唱賞:トゲナシトゲアリ「雑踏、僕らの街」(『ガールズバンドクライ』オープニングテーマ)

歌唱は仁菜役の理名さん。ガルクラの曲はアニメを見て初めて聴いたのですが、めっちゃいいですね!企画自体は知っていてagehaspringsがプロデュースするんだー、なんて思っていましたが、もっと早く聴いていればよかったです。理名さんがまだ17歳というのも驚きですね!テンポ速めな曲を完全に歌いこなしていてスゴイ…。

ガールズバンドもののアニメが出ては消えていく昨今、アニメが面白くて曲もいいという稀に見る良作に巡り合えて幸せです。続編待ってます!

 

声優ソング賞:楠木ともり「シンゲツ」(『魔王学院の不適合者 II 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』エンディングテーマ)

何の前情報もなくシンゲツを聴いた時に、このメロディー好きだわーなんかちょっと懐かしい感じがする、なんて思っていたらなんとプロデュースがラルクのTETSUYAさんだったとは!透明感のある楠木さんの声が最高で、メロディーがそれを引き立てています。

近年J-POPアーティストが声優さんに曲提供することが多くなっていて、提供者のサウンド・世界観と声優さんの声と表現力がどうマッチするのか楽しみに聴いていましたが、楠木さんとTETSUYAさんの組み合わせは相性抜群ですね!

 

キャラクターソング賞:りぶ(CV:ファイルーズあい)、苺子(CV:伊藤ゆいな)、譜風(CV:羊宮妃那)、十景(CV:上田瞳)、ゆき(CV:茅野愛衣)「ギミギミ」(『真夜中ぱんチ』オープニングテーマ)

ささ恋の「メリトクラシー」とめちゃくちゃ迷って「ギミギミ」に。この曲のお祭り感が大好きです!電波、まではいかないけど中毒性のあるサウンドとノリのいい歌詞はクセになりますね。

気になって作曲者を調べたら、なんと昨年のアニソン大賞で話題になっていた神田ジョンさんでした!

 

アーティストソング賞:Uru「アンビバレント」(『薬屋のひとりごと』第2クール オープニングテーマ)

いつも一番悩むアーティスト賞。候補曲が多いというか、最近はいわゆるJ-POPアーティストのアニソンが多すぎる上にクオリティが高くて作品にめちゃくちゃあってるから悩んじゃうんですよねー。

その中でもアンビバレントを選んだ理由は、作品に寄り添ったストレートな歌詞と心地よいメロディーが刺さったからです。ずっと聴いていられます。Uruさんはバラードというか「フリージア」のイメージが強かったのですが、こういった爽やかな曲もいいですね!

 

企画賞:TRUE「ReCoda」(『響け!ユーフォニアム3』オープニングテーマ)

TRUEさんの「ReCoda」としましたが、北宇治カルテット含め『響け!ユーフォニアム』というアニメ作品の企画ということでこちらに。

第1シリーズから約10年、今年アニメが完結したユーフォですが、終盤の展開は話題になりましたね。アニメではOPがTRUEさん、EDが北宇治カルテットが担当していましたが、TRUEさんの曲は歌詞がメチャクチャいい!ReCodaは完結編となる第3シーズンの内容を綺麗に歌詞に落とし込んでいて、歌詞だけ読んでも泣けてきます。もちろんメロディーもいいですけどね!

様々な困難を乗り越えて素晴らしいアニメを届けていただきありがとうございました!

 

新人賞:大渕野々花「朱く染めて心臓」(『怪異と乙女と神隠し』エンディングテーマ)

最近アニメを見る本数が減り、曲だけ聴く事も多くなりましたがこの作品はアニメも見ていたのでリアルタイムでいい曲だなーと思っていました。大渕さんの名前は聞いたことないな…と思っていましたが、それもそのはず新人の方だったとは!

作詞編曲のNeruさんの事も知らず、超有名なボカロPだんたんですね。今30前後のボカロ関係の方ってメチャクチャ活躍されてますよね!

 

アニカラ賞:シカ部「シカ色デイズ」(『しかのこのこのここしたんたん』オープニングテーマ)

なんの前触れもなく話題になったこの曲、正直最初は制作側のバズらせてやる!みたいな意図を勝手に感じ取って何だかなぁ…と思っていたのですが、曲自体はいいですよね!あとオープニング映像も。

ラヴィットでしかのこゲームをやっているのを見た時、しっかりバズってる!と思ったのですが、結局曲がよくないとバズらないですよね。アニソンの枠を超えて世間的にも流行った一曲だったのではないでしょうか。ときめき宣伝部の菅田さんのコスプレはスゴかった。さすがアイドル!

果たしてカラオケで歌われているかは分からないのですが、多分盛り上がって歌われているでしょう!

 

令和6年アニソン大賞:Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』オープニングテーマ)

今年はこの曲しかない!マッシュルの曲と認知されているかはさておき、世界的に流行した今年を象徴する楽曲ですね。昨年の「アイドル」も説明不要でしたがこの曲も説明不要の大ヒットだと思います。

Bling-Bang-Bang-Bornが強すぎて「オトノケ」の印象が薄い気がするのは残念!こっちもいい曲ですよねー。

 

ユーザー投票は2025年の1月10日まで下記公式サイトから投票できますよ!私はまだどの曲に投票するか決めかねております…。

 

また、現地のチケットもまだ販売しております。ロフトはキャパがそんなにないので現地参加の方はお早めにチケットのお求めを!

 

月末の各選考員のノミネート楽曲発表、ユーザー投票の中間結果発表が楽しみですね!

 

ちなみに今までに書いたアニソン大賞に関するブログはこちらから。お時間あれば読んで頂ければと!