という事で今回は「ひとりディズニー」について、ひとりディズニー歴3回（ランド2回、シー1回、ディズニー作品はあまり詳しくない）の私の体験記を基に色々と書きたいと思います！ひとりでディズニーに行こうと考えているおじさん方の参考になれば嬉しいです！
- 1.ひとりディズニーとは？
- 2.おじさんのひとりディズニーは楽しめるのか！？
- 3.ランドとシー、どっちに行くべき？
- 4.1日の過ごし方 ～午前～
- 5.1日の過ごし方 ～午後～
- 6.ひとりディズニーのメリット・デメリット
- 7.最後に
1.ひとりディズニーとは？
ひとりディズニーとはその名の通り、ひとりでディズニーランドやディズニーシーに行くことです。テレビやインターネット等で取り上げられているのを、見たことがあるかもしれません。
そして何故今ひとりディズニーについて書くのかと言うと、それは単純で先日、3回目のひとりディズニーに行ったからです！
ひとつ前にマクロスのライブの感想を書きましたが、このマクロスのライブが19時から幕張だったので、せっかく有休も取ったことだしどこか行く場所は…と考えていたところ、あるじゃないですか、近くにディズニーランドが！というのがディズニーランドに行った理由でになります。
2.おじさんのひとりディズニーは楽しめるのか！？
ここでまず、本題？の「おじさんのひとりディズニーは楽しめるのか」ですが、人の目が気になるなら止めた方がいい！というのが私の考えです。
メディアでひとりディズニーをしている人を見て、結構ひとりで行く人もいるのかなー、なんて思っていましたが、いるにはいるけど少ない！
特に待機列に並ぶとよく分かるのですが、ひとりで並んでいる人なんてほとんどいません。周りはカップル、ファミリー、友達同士だらけです。
おそらく複数人で来ている人たちは、ひとりで並んでいる人の事なんて気にかけてないと思いますが、そこで「ひとりで並んで浮いてるかも…」「ちょっと恥ずかしいな」と考えるようなら、ひとりで行くのはキツイと思います。
また、周りの複数人で来ている人が羨ましい、なんて思ってディズニーに集中できないのももったいないです。少しは人の目が気になったり、周りが羨ましくなったりしてもいいのですが、それが続いて肝心のディズニーが楽しめなくなってしまったらもったいない！大事なのは楽しむことです！
3.ランドとシー、どっちに行くべき？
ひとりディズニーを決意した時、最初にぶち当たるこの悩み。私も今回悩みましたが、ランドに行くことにしました。理由は、最初のひとりディズニーがランド、次がシーだったので、じゃあ次はまたランドかな、という単純なものです。
正直、ランドもシーどちらでも十分楽しめるので、ディズニーランドの公式サイトや感想ブログ等を見て、自分の好きな作品のアトラクションや、乗りたいアトラクションがある方に行けばよいと思います。
ありすぎて決められない、逆にディズニー知らないからどっちでもいいという方には、ランドの方をおススメします。先に開園したのはランドの方ですし、基本はこっちでしょ！という理由からです。
上記のサイトはとても参考になります。が、行く人別のおススメパークという項目で、「友達同士」「カップル」「子連れ」のパターンしか紹介されていませんでした。そう、ひとりディズニーに行く人はそういう扱いなんです！
実際は、ひとりでディズニーに行くのは大多数がディズニーに精通したファンなので、どちらに行こうか迷う、なんて事は無いから紹介してないのでしょうけど…。
4.1日の過ごし方 ～午前～
それでは、実際に私がディズニーランドでどう過ごしたか、ご紹介したいと思います！
8:50 舞浜駅着
開園が9時だったので、その少し前に着けばいいかなーと思いこの時間に。
チケットを読み取る入園ゲートの前に、まず保安検査のゲートを通る必要があります。ここでしばらく並びますが、それほど時間はかかりませんでした。
ここでは検温と荷物検査を行い、金属探知機を通り入園ゲートに向かいます。
9:15 入園
ゲートで、ディズニー公式アプリに表示させた二次元コードを読み取らせ、入園します。
入園してまずやる事、それはアプリで「スタンバイパス」を取る事！スタンバイパスについては以下のサイトが分かりやすいです。
スタンバイパスは、（おそらく）人気のアトラクションに設定されている、時間指定の入場整理券です。何時から何時までという時間が表示されていて、その時間に並べばアトラクションに乗れる、というものです。
スタンバイの列に並ぶので、現在は中止されているファストパスに比べると、待ち時間はそれなりにあります。
私が最初に取った「美女と野獣“魔法のものがたり”」は、昨年新しくできたアトラクションで、スタンバイパスなしでは乗れません。特に土日なんかは、あっという間にスタンバイパスがなくなります。
スタンバイパスの発券状況は、下記のサイトが参考になります。土日の美女と野獣はスタンバイパスのなくなるスピードが半端ないですね…。
スタンバイパスを取った後は、コインロッカーに荷物を入れ、体を軽くして楽しむ準備を万全に。この日は11月なのに日差しが暑かったです。
9:25 スペース・マウンテン
まずは景気付けに、前回ランドに来た時は休止していて乗れなかったスペースマウンテンに！
ディズニーランドには「ビッグサンダー・マウンテン」「スプラッシュ・マウンテン」「スペース・マウンテン」の3大マウンテンと呼ばれるコースターがあります。
スペース・マウンテンは建物の中にあるので、雨でも濡れる事なく楽しめます。あれ、もしかしたら小学生の時以来かも…と思いドキドキしながら並びます。
昔乗った時は、怖くて前のバーにつかまってずっと下を向いていた気がするのですが、今回は景色（宇宙空間！）を楽しむ余裕がありました。
満足感に満たされながら下車すると、足元がふらつく…。精神的な余裕とは裏腹に、身体は予想以上にダメージを受けているようでした。ちなみに待ち時間は15分で乗れました。
9:55 スター・ツアーズ
近くにあるスター・ツアーズに。スター・ウォーズの世界が楽しめるこのアトラクション、揺れ具合がちょうどよくて、何回でも乗りたくなります。そんなに混んでいないので、すぐに乗れるのも良い点です。待ち時間は5分でした。
このぐらいのアトラクションがいいよなー、と思いながら降りましたが、少し乗り物酔いに近い感じがして、風にあたって休むことにします。
日陰は風が気持ちよく、遠目にパレードを見ながら少し休みます。最初からスペース・マウンテンは飛ばしすぎたようでした。
10:30 ビッグサンダー・マウンテン
近くにあるカリブの海賊に乗ろうと思いましたが、一時的に休止している様だったので、ビッグサンダー・マウンテンへ。
子どものころ乗った時はムチャクチャ怖かった記憶があるのですが、最初にスペース・マウンテンに乗ったこともあり、気持ちよく楽しめました。逆に、もう少し激しくてもいいのでは？と思ってしまいました。
と言いつつも、降りると足元はふらつきます。15分待ちでした。
11:00 スプラッシュ・マウンテン
ここまで来たらまずは3大マウンテンを制覇！ということでスプラッシュ・マウンテンへ。
並んでる間に、ショーの抽選エントリーをします。これに当たらないとショーは見られないのですが、2つとも外れてしまいます…。
初めてひとりでディズニーランドに来た時、実はアトラクションよりショーの方が楽しかったのです。子どもの頃はショーなんか見ないでひたすらアトラクションに乗りたい、と思っていたのですが、年をとった今ショーを見ると、その美しい世界観や完成度の高さに感動してしまいました。
ショーのエントリーは、1日4ステージ程ある中から希望の時間を選んで申し込むと、すぐ結果が分かるという仕組みです。エントリーは1回しかできず、これに外れるとショーを見る事ができません。今回もショーを楽しみにしていたのですが、とても残念です…。
また、この並んでいるタイミングで次のスタンバイパスが取得できるようになったので、美女と野獣の次に人気の「ベイマックスのハッピーライド」を取ろうとしたのですが、時間が18:55なので諦めます。代わりに「プーさんのハニーハント」を取ります。
そしてついに順番が。最初はゆったりしたエリアが続きますが、油断していると突然落下が来るので、無茶苦茶怖いです。大したことない落下でも、突然くると怖い！
いつ落下が来るかとビクビクしながら乗っていると、ついに最後の落下のにむけて上昇していきます。
そして落下。怖い！怖すぎてバーを握ったまま目をつぶってしまいました。服も結構濡れました。
降りた後自分の落下姿を見ようと写真コーナーを探しますが、見つかりません。色々と勘違いをしていて、結局写真を見つけられないまま後にします。目をつぶったことと言い、不完全燃焼。待ち時間は20分でした。
11:40 ホーンテッドマンション
ここは、エプロンドレス姿の女性キャストのコスチュームがかわいいんですよね！アプリの13分待ちという表記もいいですね。実際には5分ほどで乗れました。
相変わらずこのアトラクションは不思議ですね。子どものころ乗った時、スゴイ！と思ったのですが、今見ても楽しめます。
5.1日の過ごし方 ～午後～
12:00 イッツ・ア・スモールワールド
このアトラクションも、前回来た時には乗れなかったので、とても楽しみにしていました。ボートに乗りながらゆったりと見られるのが、このアトラクションの好きなところです！待ち時間は10分でした。
乗り終わった後、しばらくは頭の中で「小さな世界」がずっと流れています。軽く洗脳されてますね。そして日陰でチュロスを食べながら休みます。チュロスの写真を撮り忘れてしまいました…。
12:50 ミッキーのフィルハーマジック
ミッキーやミニーらのディズニーキャラクターのコンサート（映像）を3Dメガネをかけて楽しむアトラクションです。
ショーに外れたショックをまだ引きずっていましたが、このアトラクションで多少癒されました。最前列に座れたのも良かったです。
13:10 シンデレラのフェアリーテイル・ホール
シンデレラ城の中を歩きながら、シンデレラのストーリーや世界観を楽しめます。ルートの最後には写真を撮れるスペースがあり、シンデレラの靴や王座に座りながら写真が撮れます。これがメインですね！
かつては「シンデレラ城ミステリーツアー」というアトラクションが存在しましたが、本当に楽しかったですよね！20年も前ですが、家族でアトラクションを体験したことを今でも鮮明に覚えています。メダル欲しかったなー…。
シンデレラ城を出てからは、美女と野獣のアトラクションに近い場所に陣取り、13:30からのパレードを見ます。地面に座ってパレードの開始を待つのは初めてで、新鮮でした。
14:00 美女と野獣“魔法のものがたり”
スタンバイパスが13:40-14:10だったので、14時に列に並びます。並んでいても一向にスタンバイパスを読み取るタイミングがなく焦りましたが、途中でキャストの方が読み取ってくれました。
建物の中に入ると、ステンドグラスのある場所で美女と野獣のあらすじを見ます。その後もしばらく並び、ようやくアトラクションに乗ります。
初めて乗ったアトラクションですが、思ったより回転が激しくて楽しい！美女と野獣は劇団四季のミュージカルを見るくらい好きな作品ですが、あの短い時間に物語の世界がギュッと詰まっていました。待ち時間は45分でした。
15:00 プーさんのハニーハント
実はスタンバイパスが14:25-14:55で5分過ぎていましたが、無事に並べました。また、このアトラクションのスタンバイパスは機械にかざして読み取る方式でした。
そして並んでいる最中に恐ろしいことに気が付きます。真後ろに並んでいるカップルが、なんとさっきの美女と野獣で同じライドに乗った人たちだったのです。
ひとりでディズニーに行くのに何の抵抗のない私でも、これには気まずくなってしまいます。そして恐れていた通り、このカップルと同じライドになりました。乗っている途中で鏡に姿が映るところがあるのですが、気まずさMAXでした。ちなみに待ち時間は20分です！
15:40 スプラッシュ・マウンテンかと思いきやビッグサンダー・マウンテン
15:45分からのパレードを見ようと思っていたら、強風のため中止のアナウンスが。
ということで、不完全燃焼だったスプラッシュ・マウンテンリベンジ！と思い意気揚々と乗りますが、コースターが動き出した時点で気が付きます。これスプラッシュ・マウンテンじゃなくてビッグサンダー・マウンテンだ！と。
アトラクションに乗りすぎて頭がぼけていたのか、この2つのマウンテンを間違えて乗ってしまっていました。もうだいぶ疲れていますね。10分で乗れました。
16:00 スプラッシュ・マウンテン
気を取り直してスプラッシュ・マウンテンへ。何がここまで私を突き動かしているのか分かりませんが、今度こそ最後の落下で目を開けてバンザイするぞ！と意気込みます。
なんと今回はコースターの一番前でした。一番前だと、落下するタイミングが分かるので途中の小さな落下は怖くないのですが、最後は前に誰もいないので怖すぎる…とドキドキしながら、いよいよ最後の落下を迎えます。
そして落下！今回はちゃんとできた！と思っていたら、視界がぼやけてほとんど前が見えません。コンタクトレンズを付けていたのですが、両目とも流された！？と焦りますが、1分程で視界が戻ってきました。コンタクトは付けてあるのに、視界は付けてない状況、という不思議な体験をしました。パーカーもマスクもビチャビチャで、寒いです。
今回は無事に写真を発見でき、見てみると…バンザイはしてるけど目はつぶってる！という1勝1敗のような結果でした。そしてこの写真、二次元コードを読み取って注文する方式になっていて、時代の移り変わりを感じます。
16:50 カリブの海賊
入場口に近いので、最後に乗ろうと思っていたアトラクション。最初に乗るのもいいし締めに乗るのもいい、安心感のあるアトラクションです。10分程で乗れました。
この時間になるともう外は暗くなっており、風が冷たく寒かったです。シンデレラ城もライトアップされます。
17:20 舞浜発
名残惜しいですが、ライトアップされ昼間とは違った姿を楽しみつつ、ディズニーランドを後にします。
6.ひとりディズニーのメリット・デメリット
ここまで読んで頂いた方なら既にお分かりかと思いますが、改めてひとりディズニーのメリット・デメリットについて考えたいと思います。
メリットは、何もかもが自由な事！好きなアトラクションをひたすら乗り続けるのも良いし、園内をブラブラ散歩するのも良いですね。ベンチで本を読んでいる人もいました（誰かを待っていただけかもしれませんが）。誰にも気兼ねすることなく、ディズニーリゾートと言う非日常空間で、好きなように過ごせます。
デメリットは人によりますが、まとめると寂しい！ということに集約されるのではないでしょうか。せっかくの楽しい空間を誰とも共有することができず、またひとりでいることに疎外感を感じてしまい、せっかくのディズニーを楽しめないことも。
この文章を読んでくださっている方は、ひとりでディズニーへ行くことにわずかでも興味があると思うので、これらのメリット・デメリットを考慮した上で、行くかどうか決めていただければと思います。
と色々と堅苦しい文章を書きましたが、行けば絶対に楽しいよ！
7.最後に
ひとりディズニーに行きたいけど、どうなんだろう…という方（とくにおじさん）に向けて書きましたが、何かしらの参考になれば嬉しいです！
私が行った日は上限人数が2万人前後、そして平日だったので、アトラクションに乗れるのが早かったと思いますが、これから制限が緩和されてくると混雑も増えてくると思うので、ここに書いたアトラクションの待ち時間はあくまでも参考程度に考えていただければと思います。
それでは、よいひとりディズニーライフを！
