青春アニソンブログ

アラサーのおじさんが青春時代のアニソンを懐かしむブログです。

102曲目 XX:me「トリカゴ」

102曲目は、XX:me「トリカゴ」です。

2018年発売、テレビアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』エンディングテーマになります。

 

XX:meは「キスミー」と言い、ダーリン・イン・ザ・フランキスの女性キャラクターによるユニットです。エンディングテーマの6曲全てをキスミーが歌っています。キャラクターはそれぞれ、

ゼロツー:戸松遥さん
イチゴ :市ノ瀬加那さん
ミク  :山下七海さん
ココロ :早見沙織さん
イクノ :石上静香さん

が担当されています。市ノ瀬さんはイチゴ役が初のレギュラー出演でしたが、ダリフラの事前番組のインタビューで堂々と話されていたので、全く新人の方には見えなかったのを覚えています。実際、歌も演技も上手ですしね!

「トリカゴ」を含め、すべての曲の作詞・作曲・編曲をされているのが杉山勝彦さんという方です。ギタリストとしてメジャーデビューし、現在ではAKBグループや坂道シリーズの数多くの楽曲の作曲をされています。

トリカゴを初めて聴いた時に思ったのが、アイドルグループの曲みたい!という事でした。杉山さんが作った曲という知識があったので、それに引っ張られていたのかもしれませんが、何かアニソンっぽくない感じがするんですよね…。うまく言葉にできないのですが、同じ事を思っている方はいらっしゃるのでしょうか!?

ダリフラの物語は、超要約すると大人にコードナンバーで管理されている子どもたちが、理由も知らされずに世界を守るために謎の生物と戦わされる、というものです。トリカゴの歌詞は、大人たちに与えられた現状へのやり場のない思いを書いていますが、これが杉山さんが乃木坂46に作曲提供した「制服のマネキン」に似てるんですよね。制服のマネキンは、大人に対する反抗心を歌っていて、もしかしてこのような「大人への反抗」が、アイドルグループの曲のように感じた理由かもしれません。*1

あと個人的に注目なのが、レコーディングに今野均ストリングスが参加していることですね!今野さんは、このブログのメインみたいな梶浦由記さんのライブのレギュラーメンバーで、レコーディングにもよく参加されている方です。トリカゴは印象的なストリングスのイントロから始まるのですが、初めて聴いた時に「これって今野さんじゃない?」と思ったのですが、まさか当たっているとは…。勘ですけどね!

また、ダリフラはオープニングテーマも要注目で、中島美嘉さんが歌う「KISS OF DEATH」は、なんとプロデュースがHYDEさんなんです!この組み合わせは、もうアラサーの方ならみんなご存じ、実写映画『NANA』の主題歌「GLAMOROUS SKY」と同じですね。この組み合わせが発表された時には本当にテンションが上がりました。曲も、HYDEさんらしいメロディーに中島さんの絡みつくような声が合わさって、最高でした!これほどまでに色々と気合の入ったオリジナルのロボット作品、次はいつ見られるのでしょうか…。

*1:制服のマネキンの作詞はいつもの通り、秋元康さんです。大人への反抗といったら欅坂46で、乃木坂46は清純路線かと思っていましたが、こんな曲もあるんだなーと驚きました。