今期のアニメ『体操ザムライ』面白いですよね!1話の最後にまさかのオープニング、しかも主演声優さんにたちよる「上海ハニー」のカバーで、驚きました。
上海ハニーはORANGE RANGEが2003年にリリースした曲で、この曲でORANGE RANGEは一躍有名になりました。体操ザムライが2002年を舞台にしたアニメなので、この選曲なのかな?と思ったのですが、1年ズレているのは何か意図があるのでしょうか…。
#体操ザムライ オープニング・テーマは『上海ハニー』!
— TVアニメ「体操ザムライ」公式 (@taiso_samurai) 2020年10月10日
歌は荒垣城太郎(CV: #浪川大輔 )、レオナルド(CV: #小野賢章)、南野鉄男( #梶裕貴 )が担当😊
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同じく今期のアニメ『D4DJ First Mix』では、エンディングテーマで「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~」がカバーされています。この曲は浜田雅功さんと小室哲哉さんのユニット「H Jungle with t」の曲で、ダブルミリオンを記録しました。この曲がアニメのエンディングで流れる日が来るなんて!カバーは水樹奈々さんとRAISE A SUILENボーカルのRaychellさんがされています。それにしてもD4DJ、ゴールデンタイムで2時間の特番なんて凄すぎる…。
ということで今回は、アニメでカバーされているちょっと懐かしいJ-POPについてです。
私が思い浮かぶもので振り返ってみると、まずは2010年に放送された『世紀末オカルト学院』ですね!
このアニメでは、次回予告に90年代のJ-POPのカバー曲が使用されています。アニメの舞台もタイトル通り、1999年です。カバーされた曲は以下になります(敬称略)。
日笠陽子 :「LOVEマシーン」(モーニング娘。)
茅原実里 :「BE TOGETHER」(鈴木あみ)
花澤香菜 :「アジアの純真」(PUFFY)
高垣彩陽 :「HOT LIMIT」(T.M.Revolution)
水瀬いのり:「White Love」(SPEED)
小林ゆう :「蠟人形の館'99」(聖飢魔Ⅱ)
うーん、曲も豪華で歌っている人も豪華、もう豪華しか言えません。全曲分かります。印象に残っているのはやっぱりLOVEマシーンですが、水瀬さんがカバーしたWhite Loveは要注目ですね!この作品が水瀬さんの声優デビューになります。
次は2011年放送の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』です。エンディングテーマがZONEのカバーで、「secret base 〜君がくれたもの〜(10 years after Ver.)」になります。これは有名ですね!歌っているのはご存じ、茅野愛衣さん、戸松遥さん、早見沙織さんの3人です。
ZONEのsecret baseのリリースが2001年で、あの花の放送が2011年。この10年間に中学高校大学と過ごした自分にとっては、ピンポイントで刺さる選曲でした。そして、この10年程度の時間の経過が、物語の重要な要素になっています。あの花で、芸人のですよ。さんが少し注目を浴びたのは嬉しかったですね!
そして2014年放送の『一週間フレンズ。』。エンディングテーマがスキマスイッチ「奏」のカバーで、雨宮天さんが歌っています。
奏は2004年にリリースされた曲で、スキマスイッチの2枚目のシングルです。この曲も当時はよく聴きましたね~。一週間フレンズのエンディングに起用されたのは、歌詞が作品に合っているからでしょうか。2017年公開の実写版映画でも、主題歌に奏が起用されました。
2017年放送の『月がきれい』では、挿入歌で東山奈央さんがカバーした曲が使用されています。曲は、
「初恋」(村下孝蔵)
「やさしい気持ち」(Chara)
「3月9日」(レミオロメン)
「夏祭り」(JITTERIN'JINN)
「fragile」(Every Little Thing)
「未来へ」(Kiroro)
全体的にスローテンポのバラードが多く、アコースティックなアレンジが切ないんですよね…。
2018年と2019年に放送された『からかい上手の高木さん』では、エンディングテーマがJ-POPのカバーで、高木さんを演じる高橋李依さんが歌っています。曲は、
「気まぐれロマンティック」(いきものがかり)
「AM11:00」(HY)
「自転車」(JUDY AND MARY)
「風吹けば恋」(チャットモンチー)
「小さな恋のうた」(MONGOL800)
「愛唄」(GReeeeN)
「出逢った頃のように」(Every Little Thing)
「奏」(スキマスイッチ)
「粉雪」(レミオロメン)
「キセキ」(GReeeeN)
「ありがとう」(いきものがかり)
「STARS」(中島美嘉)
「あなたに」(MONGOL800)
「言わないけどね。」(大原ゆい子)
「やさしい気持ち」(Chara)
こちらも豪華!2000年代の曲が多いですね。一押しは粉雪です!
また、カバーではないのですが、2016年に放送された『ReLIFE』では、エンディングテーマに2000年前後のJ-POPがそのまま使用されました。曲は、
「イージュー★ライダー」(奥田民生)
「HOT LIMIT」(T.M.Revolution)
「タイミング」(ブラックビスケッツ)
「HONEY」(L'Arc〜en〜Ciel)
「これが私の生きる道」(PUFFY)
「Sunny Day Sunday」(センチメンタル・バス)
「サウダージ」(ポルノグラフィティ)
「雪の華」(中島美嘉)
「There will be love there -愛のある場所-」(the brilliant green)
「明日への扉」(I WiSH)
「PIECES OF A DREAM」(CHEMISTRY)
「夏祭り」(Whiteberry)
「花」(ORANGE RANGE)
「CHE.R.RY」(YUI)
「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸)
ReLIFEのストーリーが、主人公が見た目若返って高校生活を送り直すというもので(だいぶ適当ですみません)、上記の選曲は主人公が高校生の頃に聴いていた自作のMDの曲、というコンセプトだそうです。個人的に、この選曲だとJUDY AND MARYの「クラシック」や「くじら12号」が入りそうな気がしますが、いかがでしょうか。
そして、ゲームの『アイドルマスター』では、ここでは書ききれないほどJ-POPがカバーされています。カバー曲の一覧を見てみましたが、アニソンと歌謡曲が入り乱れていて、とんでもないことになっていました…。
以上、アニメでカバーされているちょっと懐かしいJ-POPについて書きましたが、どのカバー曲も原曲をリスペクトしている感じが伝わってきますね!
若い世代のアニメファンが増えた現在、カバー曲をきっかけに原曲の良さを知ってもらえれば、90~2000年代のJ-POP大好き人間の自分としては、本当に嬉しいです。次はどんな曲がカバーされるのか、楽しみですね!