青春アニソンブログ

アラサーのおじさんが青春時代のアニソンを懐かしむブログです。

今年もこの季節がやってきましたね…「令和5年アニソン大賞」! 私の令和5年アニソン大賞を紹介させてください!

今年は開催の発表が例年に比べて遅く、やらないのかな…とちょっと心配になりましたが、無事開催されるようでよかったです!

アニソン大賞は簡単に言うと、その年のアニソンについて振り返って総括し、大賞を決めちゃおうぜ!という企画です。

選考員は昨年と変わらず、冨田さん、吉田アナ、齋藤P、DJ和さん、前Qさんです。今年も私が激推ししているアニメイトの松原さんがいないのは残念です!

それでは各部門とその選考基準を、ちょっと長いですが公式サイトからの引用でご紹介します。

・令和5年アニソン大賞
全部門のノミネート楽曲の中から、この1年間を象徴する楽曲。

 

・作品賞
この年代での社会的に最も世の中を賑わせ注目された『人』、『楽曲』、『作品』、『現象』になった楽曲。

 

・作詞賞
特に作詩の分野で独創的で、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・作曲賞
特に作曲の分野で独創的で、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・編曲賞
特に編曲の分野で独創的で、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・声優ソング賞
声優アーティストの楽曲の分野で大衆に支持され、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・キャラクターソング賞
アニメキャラクターソングの楽曲の分野で大衆に支持され、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・アーティストソング賞
J-POPアーティストの楽曲楽曲の分野で大衆に支持され、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。ソロアーティスト、バンドなど。

 

・企画賞
斬新な企画意図をもって製作され、アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲。

 

・新人賞
対象年度内においてアーティストデビュー(個人名義として)し大衆に支持され、これからも大いに活躍をされるアーティストに贈る。
※作品単発のキャラクターソングや企画などは除外。

 

・ユーザー投票賞
ユーザー投票により選考。投票楽曲の中から一番数が多かった楽曲に決定。

令和5年アニソン大賞公式ホームページより引用

昨年からちょっと変わってますね!「アニソンとして人に薦めたい、讃えたいと思える楽曲」という文言が追加されていますが、このあたりの意図はノミネート発表特番の時に説明してくれるでしょう!

そういえば今年はノミネート発表特番と年末特番SP(大賞発表)に分けて、1週間開けての開催ですね。選考員のみなさんお忙しそうなので、まとまった時間が取れなかったのでしょうか。年末特番SPのチケットは買ったのですが21時開演なので、終演はいったい何時になるのでしょうか…。

それでは、私の令和5年アニソン大賞各部門の楽曲をご紹介します!

 

作品賞:YOASOBI「アイドル」(『【推しの子】』オープニングテーマ)

作品賞は即決でアイドルです。作品賞、というか今年の大賞はアイドル以外考えられません!J-POPという大きな枠で見ても今年一番話題になった曲で、先日発表されたSpotifyで2023年に再生された曲では1位でした!

情報番組やバラエティ番組を見てると、ふとした瞬間に押しの子やアイドルの話題がでてくることがありました。個人的にはこの「テレビで芸能人がごく自然に話題にしている」という状況が、世の中で流行っているとほぼ同義だと思っています。若者のテレビ離れなんて言いますが、なんだかんだでまだテレビの影響力はありますよね!

 

作詞賞:岡崎体育「Knock Out」(『マッシュル-MASHLE-』)オープニングテーマ)

自分はどんな歌詞が好きなんだろう…と考えた時に出てきたテーマは「ドラマチック」「幻想的」「ちょっと儚げ」で、梶浦さんの曲が好きなのもこの辺りが刺さる歌詞が多いからだと思うのですが、Knock Outは全く対照的!(もちろんいい意味で)この曲は結局何が言いたいんだ?と笑顔にさせてくれます。

そんな歌詞なのは当然アニメの内容を反映しているからであって、鍛えて糖分とって殴るというマッシュルの話しの流れを完璧に歌詞に落とし込んでいます。アニメ2期も楽しみです!

 

作曲賞:ナナヲアカリ「奇縁ロマンス」(『江戸前エルフ』オープニングテーマ)

作曲賞は、今年一番メロディーが気持ちよかった奇縁ロマンスに!正直、自分は若い世代の方が和の要素を取り込んだ曲を聴いて「和風な感じがいいよね~」というのを冷ややかな目で見ていたひねくれたおじさんなのですが、この曲を聴いて反省しました。和、最高じゃん!!

作詞・作曲の和ぬかさん、編曲の100回嘔吐さんは名前聴いた事があるなー、くらいの認識だったのですが、これから注目していきたいです!アニメも大好きで、毎週の癒しでした。2期はいつでしょうか…。

 

編曲賞:米津玄師「地球儀」(『君たちはどう生きるか』主題歌)

映画館で初めて地球儀を聴いた時は、難解だった本編の内容を反芻していたので、正直曲の印象はそんなにありませんでした。ただ家に帰ってから落ち着いて聴くと…、なんていい曲だ!と認識がガラリと変わりました。

特に、ピアノの音色がなんか温かいなーと思っていたら、共同編曲の坂東さんの家にある普通のピアノで録音したとの事。謎の軋むような音も、このピアノのペダルだったとは…。曲について気になった方は音楽ナタリーのインタビューをどうぞ!

 

 

声優ソング賞:上坂すみれ「ハッピーエンドプリンセス」(『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~』オープニングテーマ)

これぞ声優の曲!聴いて気持ちよく、PV見て楽しく、主演を務める上坂さんにしか歌えない曲ですよね!関係ないけどカノエラナさんの「Queen of the Night」も名曲でした。名曲に恵まれて、ティアムーンの作者さんはなんて幸せな方なんでしょう!

この曲、作詞・作曲が大石さんだったんですね。楽曲提供だけでなく個人名義、OxT、企画モノと近年(というかアニソンに進出してからずっと)の大石さんの活躍はスゴイ。今後のアニソン業界を引っ張っていく方のひとりですね!

上坂さんは「むろみー!!!」の印象が強いのですが、この曲がもう10年前になるなんて信じられないです…。

 

キャラクターソング賞:シャーロット・エヴァンズ(早見沙織)「Graceful World」(『『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』エンディングテーマ)

キャラソンは先日発売されたばかりのGraceful Worldです!早見さんの声は聴いているだけで幸せな気持ちになります…!

個人名義では様々なクリエーターから楽曲提供を受けているので、そのクリエーターさんの曲を早見さんが歌うとこうなるんだ!とドキドキしながら聴く事が多かったのですが、キャラソンだとアニソンど真ん中の曲で妙な安心感があります。

そういえば昨年の個人的な声優ソング賞は早見さんの「Tear of Will」でした。聖剣伝説エンディングの「Song of Mana」はいつリリースされるんですか!

 

アーティストソング賞:女王蜂「メフィスト」(『【推しの子】』エンディングテーマ)

今年一番迷ったのがこのアーティストソング賞。何せ候補曲が多すぎる。この賞だけ10曲程あってもいいくらいです。

そんな中でメフィストにした理由は、先日放送された「NHK WORLD-JAPAN Music Festival 2023」でのパフォーマンスがスゴかったからです!生歌でこれですか!ファーストテイクでのパフォーマンスにも引き込まれましたし、声はもちろん全身での表現から目が離せなかったです。

NHK WORLD-JAPAN Music Festival 2023は公式サイトで無料で見られますよ!※2024年2月26日まで

候補曲としては、キタニタツヤ「青のすみか」、YOASOBI「勇者」、スピッツ「美しい鰭」、須田景凪「メロウ」、KANA-BOON「ソングオブザデッド」、Ayase×R-指定「飛天」、AliA「あいことば」、JUNNA「眠らされたリネージュ」…、まだまだ出てきます。というかJ-POPアーティストとアニソンアーティストの境界がもう分からないです…。

 

企画賞:MAN WITH A MISSION × milet「絆ノ奇跡」(『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』オープニングテーマ)

忘れてはいけない『鬼滅の刃』。新作が発表される度に主題歌は誰が担当するんだろうとワクワクしますが、今回はこの2組とは!

miletさんにロックのイメージはなかったのですが、マンウィズと一緒だからきっとロックだろうと思っていたら、やっぱりロックでした。エンディングは梶浦さんだからバラードかなーと思っていたら、こっちもロックでした。まあマンウィズと一緒だとそうなりますよね!それにしても今年の紅白はアニソンが多そうで、楽しみです!

 

新人賞:EverdreaM「Jekyll & Hyde」(『暴食のベルセルク』オープニングテーマ)

EverdreaMはMisato(松岡美里さん)とHitomi(関根瞳さん)のユニットです。個人名義でアーティストデビューされた方が対象なので、正確にはレギュレーション違反なのですが気にしない!

時々、少し聴いただけで「この曲超アニソンっぽくて好きだわー」と思う事があるのですが、Jekyll & Hydeはまさにそんな曲。こういうアニソン好きだわー。

最初、関根さんの声を分島花音さんかと勘違いしたのは年のせいでしょうか…。

 

そして個人的令和5年アニソン大賞は…YOASOBI「アイドル」です!今年はこの曲以外考えられないでしょう。という事で令和5年「裏」アニソン大賞がどうなるかに要注目ですね!そしてユーザー投票は岡崎体育さんの「Knock Out」に入れようと思っています。

それにしても今年は本当にJ-POPアーティストがアニメの主題歌を担当する事が多かったですね。10年前からすると考えられない…。

それでは今夜のノミネート発表特番を楽しみに待ちたいと思います!じゃなくて今日はKajiFesだ!

ちなみに今までに書いたアニソン大賞に関するブログはこちらから。お時間あれば読んで頂ければと!