50曲目は、梶浦由記「Contractor」です。
テレビアニメ『PandoraHearts』の劇伴(ドラマやアニメで流れる伴奏音楽、要はBGMです)で、2010年発売「PandoraHearts オリジナルサウンドトラック1 」に収録されています。
ついに50曲目!ようやく目標の半分にきました。ということで、今回は自分が大好きな梶浦由記さんの劇伴音楽をご紹介させてください!
梶浦さんの劇伴とくれば、造語(ファンの間では通称「梶浦語」)を使用した曲が有名で、『魔法少女まどか☆マギカ』の「Sis puella magica!」は、耳に残っている方も多いのではないでしょうか。造語に関しては、このような考察(梶浦語要覧|水浦詞葉|note)されている方もいて、非常に勉強になります。私の感想文のようなブログと違って、大変しっかりとした考察です!
このContractorも梶浦語が使われている曲です。梶浦さんの真骨頂とも言えるストリングスメインの疾走感のあるメロディーから、造語パートへとつながるこの曲は、本当にテンションが上がります。やっぱり激しいバトル曲(戦っている場面でかかる曲)はいいですね!アニメをリアルタイムで見ていた時は、お恥ずかしいことにこの曲の良さに気付かなかったのですが、ライブで演奏するのを聴いて、こんないい曲があったのかと思い知らされました。原曲の造語パートは伊東恵里さんという女優さんがひとりで歌っているのですが、ライブだと4~5人、しかも本来造語がない部分にもライブアレンジで造語の歌詞がついていて、原曲の5割増しでカッコよくなっています。
Contractorはファンの間でも人気がある曲で、2016年に行われたファンクラブライブ「FJC*1会員が選ぶ”もう一度聞きたいBEST20 PART2"」でも上位にランクインしていました。ですが、このライブを最後にContractorをライブで演奏されてないのです…。
梶浦さんのライブではアンケート用紙があり、いつも「次こそはContractorをお願いします!」と書いているのですが、なかなか演奏されません。世の中には様々な理由で、もう絶対に生で聴けない曲が数多く存在していますが、Contractorはまだまだ生で聴ける可能性があります!ということで、これからもアンケートには書き続けたいと思います。このブログも、そんな気持ちを少しでも発散させ、願わくば同じことを考えている同志の方にも届けばな、と思い書いています。Contractorはライブアルバムにも収録されているのですが、生で聴かないと満足できないんですよ…。
ということで、梶浦さんのライブが気になる方は来年2月に舞浜アンフィシアターで2日間の「サウンドトラックの曲」限定ライブがあるので、足を運んでいただけたらと思います!絶対に後悔はさせません!
*1:ファンクラブ名「FictionJunction CLUB」の略。FJCは終了し、2020年現在の梶浦さんのファンクラブは「FictionJunction Station」です