青春アニソンブログ

アラサーのおじさんが青春時代のアニソンを懐かしむブログです。

関ジャム「令和に活躍する若手アーティストが選ぶ最強平成ソング BEST30」は興味深い結果でしたね!

先日放送された関ジャム恒例のランキング企画、今回は「令和に活躍する若手アーティストが選ぶ最強平成ソング BEST30」と題し、令和時代の若手プロアーティストが選ぶ平成の名曲ランキングでした。

関ジャムのランキング企画に興味のある方は、こちらの記事もどうぞ!

 


今回の選者は、Vaundyさん、家入レオさん、秋山黄色さん、ヤバイTシャツ屋さん等の平均年齢25.8歳の若手アーティスト48名です。本当に若い!この若手アーティストの中でも芸歴に結構差があるのは面白いですね。

ランキングは、48名が平成(1989~2019年)の曲の中から30曲を順位付けして選び、1位30ポイント、2位29ポイント…29位2ポイント、30位1ポイント、という形で集計しています。

 

個人的に絶対入ってくると思ったのがBUMP OF CHICKENの「天体観測」、フジファブリックの「若者のすべて」です。若い世代のバンドの名曲といったらこの曲ですよね!

それではランキング結果です!

 

30位:MAHO堂「おジャ魔女カーニバル!!」('99)
29位:東京事変「群青日和」('04)
28位:平井堅「POP STAR」('05)
27位:嵐「Love so sweet」('07)
26位:Superfly「愛をこめて花束を」('08)
25位:大塚愛「さくらんぼ」('03)
24位:浜田雅功と槇原敬之「チキンライス」('04)
23位:スピッツ「空も飛べるはず」('94)
22位:aiko「カブトムシ」('99)
21位:サカナクション「新宝島」('15)
20位:Suchmos「STAY TUNE」('16)
19位:修二と彰「青春アミーゴ」('05)
18位:MONGOL800「小さな恋のうた」('01)
17位:椎名林檎「本能」('99)
16位:モーニング娘。「LOVEマシーン」('99)
15位:たま「さよなら人類」('90)
14位:サザンオールスターズ「TSUNAMI」('00)
13位:ゆず「栄光の架橋」('04)
12位:松平健「マツケンサンバⅡ」('04)
11位:スピッツ「ロビンソン」('95)
10位:Official髭男dism「Pretender」('19)
9位 :ORANGE RANGE「ロコローション」('04)
8位 :宇多田ヒカル「First Love」('99)
7位 :椎名林檎「丸ノ内サディスティック」('99)
6位 :BUMP OF CHICKEN「天体観測」('01)
5位 :SMAP「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」('03)
4位 :フジファブリック「若者のすべて」('07)
3位 :サザンオールスターズ「真夏の果実」('90)
2位 :キリンジ「エイリアンズ」('00)
1位 :宇多田ヒカル「Automatic」('98)

 

名曲揃い!個人的に気になる曲をピックアップすると、

30位:MAHO堂「おジャ魔女カーニバル!!」('99)。 アニメは見ていなかったのですが、曲はなぜか知っていました。どこで聴いたんだろう…?初っ端の30位でこの曲が流れて、このランキングどうなるんだ⁉とテンションが上がりました。

29位:東京事変「群青日和」('04)。曲がカッコいいのはもちろん、PVでギターを掻き鳴らす椎名林檎さんがとにかく印象的です。当時は、メンバーがこんな豪華な方々だなんて知らずに聴いてたなー。

16位:モーニング娘。「LOVEマシーン」('99)。懐かしい!アイドルソングと言ったらこの曲が真っ先に思い浮かびます。モーニング娘。の下敷きをみんな持っていて、だれが好き、なんてやってましたね~!

14位:サザンオールスターズ「TSUNAMI」('00)。当時は子どもながらに、なんて綺麗なメロディーなんだ!と感動した記憶があります。大人になってから聴くとメロディーは相変わらず綺麗ですが、それ以上に歌詞の美しさに惹かれます。これぞ名曲の名にふさわしい曲ですね!

6位:BUMP OF CHICKEN「天体観測」('01)。バンプここでしたか!フジファブリックの「若者のすべて」も4位で、やっぱりこの2曲の影響力は絶大ですね!

2位:キリンジ「エイリアンズ」('00)。この曲、CMで何となく聴いたことがあるなー、と思っていましたが、意識したのは関ジャムで取り上げられた時でした。今の若手アーティストの多くは、この曲の持つ独特な世界観の影響を受けている部分があるんですね!

1位:宇多田ヒカル「Automatic」('98)。15歳の子がこの曲を作って歌っている、という事が信じられません。平成、いや日本の音楽史を変えたアーティストのデビュー曲が1位なのは納得です!

 

「J-POP20年史 プロが選んだ最強の名曲ベスト30」とはまた違った結果で興味深いですね!曲を知るきっかけとして、親が聴いていた影響という理由は昔からありますが、サブスクのレコメンドで知った、というのはなんとも現代的ですね!

ちなみに31~50位も発表されました。

 

31位:椎名林檎「ギブス」('00)
32位:YUI「CHE.R.RY」('07)
33位:King Gnu「白日」('19)
34位:槇原敬之「どんなときも。」('91)
35位:SMAP「夜空ノムコウ」('98)
36位:JUDY AND MARY「そばかす」('96)
37位:小沢健二 featuring スチャダラパー「今夜はブギー・バック(nice vocal)」('94)
38位:ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」('15)
39位:MISIA「つつみ込むように…」('98)
40位:米津玄師「Lemon」('18)
41位:Mr.Children「Sign」('04)
42位:くるり「ばらの花」('01)
43位:Chara「やさしい気持ち」('97)
44位:小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」('91)
45位:モーニング娘。「ザ☆ピ~ス!」('01)
46位:Original Love「接吻 kiss」('93)
47位:Kinki Kids「硝子の少年」('97)
48位:GReeeeN「キセキ」('08)
49位:米米CLUB「君がいるだけで」('92)
50位:久保田利伸 with ナオミ・キャンベル「LA・LA・LA LOVE SONG」('96)

 

こちらも名曲揃い!何年の曲が多いのか気になったのでまとめてみました。

 

99年と04年が6曲で最多でした。99年前後は世紀末ブームで世の中が沸きつつも、不況をはじめとした様々な閉塞感からの解放を求める流れが曲の誕生と関係しているのでしょうか?いや、全然関係なさそうですね!

そして空白の09~14年、何があった!?まず思いついたのが、オリコンの年間ランキング。ジャニーズやAKBグループなどのアイドルが上位を独占するようになったのはこの頃からでしょうか?

この言い方だと、アイドルソングが増えたことで名曲が生まれなくなった、みたいで嫌ですね。決してアイドルソングを否定している訳ではなく、このランキングの選者がバンドやシンガーソングライター中心なので、アイドルソングが席巻していたこの年代の曲の影響が少ないのかな、なんて思います。

 

ちなみにこの年代、アニソンだと『マクロスF』('08~'11)や『けいおん!』('09~'11)のテレビシリーズから劇場版まで、『Angel Beats!』('10)『戦姫絶唱シンフォギア(第1期)』('12)『ラブライブ!』('13~'14)が流行っていましたね。

また、13年には『革命機ヴァルヴレイヴ』のOP「Preserved Roses」と『進撃の巨人(第1期)』のOP「紅蓮の弓矢」が近いタイミングでリリースされ、どちらも大ヒットし話題になりました。あれ、アニソンに関してはかなり盛り上がってた時期じゃないですか?

 

ということで、今期のランキング企画も大変面白かったですね!一体次回はどんなランキングになるのか…?全然関係ありませんが、そろそろアニソン企画もやってくださいよ!